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読み聞かせの力
  子どもがいた小学校で週一回朝の15分だけ絵本などの読み聞かせをしています。5年前2人で始めましたが、校長先生が応援して声をかけてくださっていて今年は36人(!)で各クラスに入っています。36人いると選ぶ本も36種類で、中には詩の朗読があったり、手作りのペープサートをしたり、手話で歌う人もいたりして本当に楽しい時間だと思います。
 昨日私は1年生担当で『たべる』(谷川俊太郎作)という絵本を読みました。お菓子ばかり食べている子が、眠っている間に戦争の飢餓を体験して泥水を飲んだり虫を食べたり食べものを横取りする大人たちに遭遇して、目が覚める、というちょっと怖いお話しです。
 ぴかぴかの1年生、爽やかな朝にこんな本大丈夫かなあ、と思いながら読み始めたのですが、子ども達が真剣になって聞いていてなんだかこちらが圧倒されて読み進めていきました。物語に力があり、聞く姿勢が整っていると読み手と聞き手と物語が一つの世界を生み出します。多分5分くらいでしたがとても充実した時間でした。
 読み終わってから「ねえ夢だったんでしょう?」と聞いてきたこども。どうかな、と応えました
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井上ひさし著 『ボローニャ紀行』という本
  気功ではなく紀行です(^0^)
 お世話になっている劇作家の方から薦められて読みました。
 ボローニャに住む人々はさまざまな組合組織を作っていくのだそうです。例えば、買い物に行けなくなったお年寄りの統計を取った学生が組合を作って買い物を代行します。お年寄りは買い物してもらえ、学生は本代を稼ぎます。
 「自分がいま生きている場所を大事にしよう。この場所さえしっかりしていれば、人はなんとかしあわせに生きていくことができる」ボローニャの人たちの基本的な考え方です。
 政治家はボローニャもどうしようもないと言います。でもそこに生きている市井の人々が力を合わせて住みよい場所にしていこう、という姿勢が気持ちよく描かれています。
 井上ひさしは劇作家なので、演劇のことも触れています。ここでは政治を演劇にして徹底的に笑わせるのだそうです。演劇っていいなあ、としみじみ思います。
 なにかやりたい、という気持ちにさせてくれる一冊です。
 
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道教と気功
  今年の夏も中国へ研修旅行に行きたいと思っています。(先行投資でもうお金が・・)
峨眉派は道教を基礎としているということで『道教と気功』 季遠国 著という本を読み始めました。数ページ読んだところで「性命双修(せいめいそうしゅう)」という言葉がでてきました。この言葉は外山先生がよくおっしゃっていたので馴染みがあります。とても平たくいえば、心(神)と体の両方を磨く、ということです。心というのは人格とも言えます。先生がよく冗談のように「人格重視よ」とおっしゃっていましたが、やはり本気だったんですね・・。人格を高め、身体を養う途中に健康があるのであって、健康は目的ではない。これは張先生もよくおっしゃっています。
 そうか、気功はうまくできるとか上手に説明できるというのは目的ではなかったんだ。そういえば最近うまくやらなきゃ、という気持ちになりすぎていた自分に気づきました。張先生にも「自分はうまいと思ってやってはいけない」とも言われていたんでした。
 あらためてそのことに気づいてみたら、何か硬くなっていた心の一部が溶けたような感じがしました。
 それにしても最近の健康ブームはすごいと思いますが、違和感があるのは「心」の部分が欠落しているからなんですね。また逆にオーラのこととか前世のこととかに違和感があるのは「身体」の部分が欠落しているからなんでしょう。「性は命が無ければたちゆかないし、命は性が無ければ存在しえない。名前は二つに分かれるが実際は一つのものなのだ。」こんなことを千年近く前に中国の人が書き残しているのです。そして、本は今読み始めたばかり。これからどうなっていくのでしょう。
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『死を生きる』という本
  死について、かしこまらず読める本です。(サイドにタイトル表示)
 40年以上がん治療の現場に身をおいている帯津良一先生の死生観は大変説得力があります。
  先生が出遭った死の中で私が特に印象に残ったのは太極拳の楊名時先生で、検査も治療も進展がみられず飲まず食わずの状態でもいつも変わりなく「ああ、先生、お早う」となんの屈託もなく天気晴朗この上なし、といった感じだったそうなのです。
  身体の具合が悪い時、機嫌よくできるでしょうか。命の危機にいる時に悠々としていられるでしょうか。死ぬということに恐怖を抱いていたらとてもそんな風にはいかないでしょう。こんな人が身近にいたら周囲は幸せだと思います。
 お酒の話も場の話も面白いです。死を語りながら生きることをエネルギッシュに考えることができる本です。

 
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読み聞かせ

 週一回朝の15分、小学校のクラスに入り絵本の読み聞かせをしています。ノリのいい1年生から何を考えているのか分らない6年生まで。子ども達の反応が面白くて何年も経ってしまいお局状態になっています。(・・・)
そして月一回は読み聞かせのみんなで集まって本の紹介や子どもの反応などを話しています。なにがとは言えないのですが、これが毎回面白くて終ってみるとよく笑ったなあ、と思います。
今日は一人のお母さんが5年生に吉野弘の『贈るうた』という詩の朗読をしたことを話してくれました。生きるということは無関係のようなものも繋がっている、というような内容で難しい言葉もあるから分るのかな、読んでもいいのかな、と思ったそうです。
その場で一緒にコーヒーを飲みながら聞いていた校長先生は「子どもは今分らなくても、なにかすごい、ということは分かります。子どもにおごらないで自分が伝えたい、と思うものをやればいいんです。」とおっしゃいました。教師生活数十年、言葉に重みがあります。

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